その日彼は死なずにすむか?
- 作者: 小木君人,植田亮
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2009/06/18
- メディア: 文庫
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僕は死んだ。何もいいことがない、17年の人生だった。……でもマキエルと名乗るいきものが言うには、もういちど10歳からやり直し“奇跡の欠片”をあつめれば次は死なずにすむらしい。北欧から転校してきた明るいソフィア、絵がうまいとも実、甘えさせてくれる隣のお姉さん弥宵――奇跡の欠片がなんなのかマキエルは教えてくれなかったけど、僕はまえはぜんぜんできなかった、身近な女の子たちとのふれあいをたいせつに生きよう、こんどは悔いを残さないために、と思った。だけど……。第3回ライトノベル大賞ガガガ賞受賞作。
子どものころに戻って、ブロンド少女、眼鏡っ子、グラマラスお姉さんを同時攻略する話。死の運命を回避する方法を模索することなんてついでです、えらい人にはそれが(以下略)
こういうとまるでエロゲー・ギャルゲーっぽい作風のように思えるけど、実際に読んでみると児童書であってもおかしくなさそうな印象だった。
感想