とある飛空士への恋歌2

とある飛空士への恋歌 2 (ガガガ文庫)

とある飛空士への恋歌 2 (ガガガ文庫)


――なんて自由なんだろう。クレアの胸は喜びに満ちあふれていた。青空の下、ひとりで自転車をこぎ、カドケス高等学校飛空科の入学式へ向かう。たったそれだけのことがたまらなくうれしい。そして今日は「彼」に逢える……。空の果てを目指し旅立った空飛ぶ島イスラで、カルエルたちの新生活がはじまった。各国から選抜された個性的なクラスメイトたちと、彼らとの和気藹々な寮生活。そして飛空訓練。意を決し、クレアにペアを申し出たカルエルだったが――。希望と不安の狭間でゆれるふたつの鼓動。回り出す運命の歯車。待望の続刊!

でもせめて今は、たわいない希望を語ってみたい。

 とりあえずこの巻はキャッキャウフフの学園生活編。しかし早くも不穏な気配が生じてきたなあ。
 感想