とある飛空士への恋歌

とある飛空士への恋歌 (ガガガ文庫)

とある飛空士への恋歌 (ガガガ文庫)


'08年の話題を独占した、「飛空士」シリーズ最新作!!

「これはきれいに飾り立てられた追放劇だ」数万人もの市民に見送られ、盛大な出帆式典により旅立ちの時をむかえた空飛ぶ島、イスラ。空の果てを見つけるため――その華やかな目的とは裏腹に、これは故郷に戻れる保証のない、あてのない旅。式典を横目に飛空機エル・アルコンを操縦するカルエルは、6年前の「風の革命」によりすべてを失った元皇子。彼の目線は、イスラ管区長となった「風の革命」の旗印、ニナ・ヴィエントに憎しみを持ってむけられていた……。『とある飛空士への追憶』の世界を舞台に、恋と空戦の物語再び!!


「とある飛空士」シリーズ二作目。といっても共通する登場人物は出てこないし、国名も違っていて、共通しているとわかるのは、この世界には大瀑布というのがあるということぐらいだった。『追憶』とくらべて時系列的に前か後なのかも不明。まあ前作はほぼ一年ほど前に読んだっきりなので細かいところは忘れて見落としているだけかもしれないけど。一冊で完結しておらず以下続刊。
 今回は主人公のカルエルの過去、旅立ち、カルエルとクレアの出会いを描いただけで、まだまだシリーズ全体のプロローグでしかないけど、とりあえず悪くない始り方だった。 
 感想