表現の問題というシリアスなテーマと図書館の軍隊と思わずニヤニヤするような恋愛が売りのシリーズ最終巻。今さらだけどこの作品はアクションがあくまで現実的な範囲内というか登場人物の能力が超人的過ぎないのがいいね(
現代日本で銃撃戦やらかしたりもするけど)。今回も特に後半とか緊迫感があって良かったし。この作品は主人公の郁が新米だったころからスタートしてきているだけにその成長っぷりが感慨深かった。最後は無難に収まるとこに収まったって感じだったけど、できればもっと甘々な様子とか見てみたかったかな。とりあえずこの図書
館シリーズはこれで区切りだそうだけど、番外編の短編集とか出してほしい気が。それに次の新作はどんなのになるか、いつごろになるのか気になるなあ。