時をかける少女

時をかける少女 〈新装版〉 (角川文庫)

時をかける少女 〈新装版〉 (角川文庫)

 読んでみようと思ったきっかけはもちろんアニメ映画版……ではなく、実は『らき☆すた』第4話だったりする(笑) 表題作他「悪夢の真相」「果てしなき多元宇宙」収録。登場人物の言葉遣いがいかにも時代を感じさせますな。妙にひらがなの割合が高いと思ったら、もともとは中高生向けの学年別学習雑誌に連載されていた作品だったのか。他の二作もそうなのかな。当時の中高生にとっては新鮮でわくわくするような内容だったのかもしれないが、様々な作品にあふれている現代の、中高生よりも上の年代の筆者にはもの足りない内容だった。