空ノ鐘の響く惑星で(11)

空ノ鐘の響く惑星(ほし)で (11) (電撃文庫 (1286))

　ついに舞台はラトロアへの第11巻。リセリナの抱える問題も判明。前からやたらと身を引きがちなヒロインだと思っていたけど、こういう心理的な理由があったのね。こういう理由があって、しかも今回のあの終わり方となるとますますリセリナの恋の成就は分が悪くなってしまった気が。ウルクとは今までの流れの中で順調にフラグを積み重ねて少しずつ自然に仲が接近しているように見えるけど、リセリナの恋がここから報われるにはよほど上手くやらないと難しいんじゃないかな。メビウスはなんだか『ガンダムSEED』のラウ・ル・クルーゼとよく似ている気が（笑）