ヤングガン・カルナバル そして少女は消えた
ヤングガン・カルナバル―そして少女は消えた (トクマ・ノベルズ)
- 作者: 深見真,蕗野冬
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2006/10/19
- メディア: 新書
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「血の海からやってきて、血の海に帰る」
今回は別の高校が舞台ということで普段はできないことをあれこれやっている感じ(学校が戦場にとか、あっさり次々と死んでいくクラスメイトたちとか、最後にヒロインまで死んでしまう悲劇の結末とか)。塵八は転校しているあいだ学校を欠席していたことについては由美子とかにはどう誤魔化したのか、そのへんも見てみたかった。人気キャラっぽいダニエラは上手く日本に残したな。これでレギュラーとまでは言わないまでも準レギュラーとしてちょくちょく登場させられますな。一登に起こった出来事はとりあえず今回はほんのさわりだけだったが、今後どういう方向に進むのだろう。毒島は裏切者ということでもっと危険な男かと思っていたら、普通に先輩的役割を果たしていて意外。しかし最後、妙に塵八に親切だったのは、成長した塵八を壊したいからなのか。