双竜記〈2〉 機械じかけの竜と火焔の翼

双竜記〈2〉機械じかけの竜と火焔の翼 (電撃文庫)

双竜記〈2〉機械じかけの竜と火焔の翼 (電撃文庫)


偽りの王子が進む先に見るは、少女の涙と、炎の翼。

 王族の中でも選ばれた者にしか動かせない機巧鎧(アームネイン)エリュシオンに乗り、リュクサリア軍の旗印となった戦闘奴隷の少年、イアン。王都奪還に向けた進軍の中、思わぬアクシデントにより、妹姫フランシスカとともに本隊からはぐれてしまう。2人きりで一夜を過ごし、彼女の胸中を知ったイアンは「偽りの王子」という立場を貫く覚悟を決めるのだが……!?
 一方、守勢に立たされた敵国オルガンドは、『兄殺し』の異名をもち、国内外を問わず恐れられている第三王子の召致を決定していた――。
『双竜戦役』の名を冠した戦いを追う壮大な物語、怒涛の第2幕!


 一大決戦前のトラブルと新たな出会い編といった内容の巻。そのためそれほど大きな動きはなく少々地味な印象だったけど今回も面白かった。
 感想