疾走れ、撃て!2

疾走(はし)れ、撃て!〈2〉 (MF文庫J)

疾走(はし)れ、撃て!〈2〉 (MF文庫J)


魔導士官・柴神虎紅が率いる小隊に配属された田神理宇や華社ミヅキたち。なし崩し的に突入した最初の実戦をクリアしたものの、日常に戻れば普通の学生兵士――通称「学兵」として、相も変わらず厳しい訓練の日々を送っていた。そんな中上司と部下として親密度を増していく(ように見える)虎紅と理宇。その様子を見て焦りだしたミヅキは、理宇に対してアプローチをしていくが、さらに虎紅が対抗して理宇に接してくる。しかし、辛くも楽しい毎日を過ごす理宇たちを取り巻く環境は淡い想いを育てる余裕もなく動き出して――。新感覚アクションストーリー第2弾!
 ひたすら訓練ばかりしていて大きな動きのないまま終わってしまったような印象で微妙だった。いちおう理宇とミヅキの気持ちのすれ違いによる小喧嘩や中間演習といった出来事もあったものの、どちらもあまり大きくは盛り上がらなかったし。次の海軍への分遣が本題ということなのかもしれないけど、この巻にはこの巻でもうちょっと何か見どころを用意してほしかったな。
 感想