とある魔術の禁書目録(1)

 超能力がある程度科学で解明され認知されており、その超能力を開発する都市に未知の力として魔術を使う「魔術師」が現れて、という舞台設定は面白いのだが、今のところ魔術師側ばかり目立っていて超能力者は設定どまりな印象なのがちょっと残念(主人公の力は超能力ってイメージじゃないしなあ)。今後超能力者の出番はあるのか、それとも今後も魔術師がメインなのか気になるところ。でもまあ、魔術に関する描写などはハッタリが効いててなかなか面白かった。原作未読なのでどの程度原作に沿っていて、どのへんが原作と違っているのかはわからないが、自分的には楽しめて良い作品だった。原作の方も読んでみるか、それともこのまま漫画版の続きを待つか、どちらにするかな。