陰陽ノ京 巻の二

陰陽ノ京〈巻の2〉 (電撃文庫)

陰陽ノ京〈巻の2〉 (電撃文庫)

 前巻の内容をほとんど忘れてしまっているので物語開始時点ですでに知り合っている保胤と時継や吉平と貴年の関係にすぐにはなじめなかった。まあ読んでいるうちにすぐにわかることなんだけど。一芸を持った敵が起こした事件を解決するというだけの話なのではっきりいって地味で盛り上がりに乏しい印象。まあ話はきれいにまとまっているし、長いシリーズの中でならたまにはこういう話があってもいいかとは思うけど、ずっとこういう路線で続くのなら厳しいなあ。3月に出るという新刊はどうだろうな。