シャギードッグ 天使の序章

シャギードッグ 天使の序章 (GA文庫)

シャギードッグ 天使の序章 (GA文庫)

 気功使いとかサイボーグとか念力使いとか発火能力者とか強化服で武装した敵とかとひたすら戦ってばかりという感じでストーリー面が弱かったかな。しかもそのバトルも主人公側のふたりの内ひとりは最初から最強といっていいほどの実力者だし、もうひとりのほうもピンチになったら別人格があらわれて化け物じみた力を発揮したりするから盛り上がりやら緊迫感に欠けるし。それでもまあそれなりに楽しめていたのだけど、最後の戦いは精神戦のためか抽象的過ぎていまいちだったなあ。いちおうシリーズものらしく続くようだけど、次も読んでみるかどうかは微妙。