世界が終わる場所へ君をつれていく

わりと評判がいいようなので期待していたのだけど、いざ実際に読んでみるとどうも自分には合わなかったのかいまいち。この作者の作品は他にも何作か読んでいるけど、どういうわけか今回は文章がやたらと読みづらく感じた。主役となる少年と少女どちらも中二病思考でクソ迷惑な行動をしているだけにしか見えなくて全然魅力が感じられず読む気力がどんどん失せてしまってつらかった。「世界が終わる〜」というタイトルだからもっと終末的な世界観というか舞台設定なのかと思っていたら勝手に世界が終わると思い込んでいるだけだし、終盤で「世界が終わる〜」というタイトルにつなげようとしているけど、正直こじつけくさく見えて苦しいのではという気が。