8月の読書まとめ

 長いので収納。なかなか満足度の高い読書月間だったと思う。


8月の読書メーター
読んだ本の数:47冊
読んだページ数:8761ページ

追想五断章追想五断章
今回はミステリ的にもほろ苦さもいまいち突き抜け切れなかったなという印象。
読了日:08月30日 著者:米澤 穂信
喰霊 (10) (角川コミックス・エース 160-11)喰霊 (10) (角川コミックス・エース 160-11)
アニメ版とのつながりが強く感じられた巻だった。飯綱たちも再登場していよいよ役者がそろってきた感じ。
読了日:08月29日 著者:瀬川 はじめ
プラナス・ガール 1 (ガンガンコミックスJOKER)プラナス・ガール 1 (ガンガンコミックスJOKER)
はやりだから女装少年にしてみました的な安易なキャラ造形ではなく、物語の中心となる藍川をきっちり魅力的に描けているのが非常に好印象。
読了日:08月29日 著者:松本 トモキ
痕 1 (電撃コミックス)痕 1 (電撃コミックス)
やはりこの作品はBGMありの、シナリオ分岐型の、ノベルゲームで味わった方がいい。
読了日:08月29日 著者:Leaf
となりのネネコさん 2 (UNPOCO COMIX DX)となりのネネコさん 2 (UNPOCO COMIX DX)
作中で出てくる善意の押し付けが気持ち悪かった。相手の気持ちを聞くことは大事。自分も気をつけよう。
読了日:08月28日 著者:宮原 るり
帝冠の恋 (コバルト文庫)帝冠の恋 (コバルト文庫)
歴史ものらしい大きな時代の流れと恋愛要素の組み合わせがとてもよく出来ていて上手い。
読了日:08月27日 著者:須賀 しのぶ
純愛を探せ!2純愛を探せ!2
口絵一枚目のリビエラの水着姿、217ページのカルマ、239ページのカリバンのイラストがお気に入り。……ああ、それから103ページのイラストもたいそうエロスでごちそうさまでした。
読了日:08月26日 著者:速水 秋水
二人で始める世界征服4 (MF文庫 J お 8-4)二人で始める世界征服4 (MF文庫 J お 8-4)
八都子当番回……なのだけど、性格や言動に問題があり過ぎてあまり魅力が感じられなかったのが残念。容姿的には一番いいと思うのだけどなあ。
読了日:08月25日 著者:おかざき登
空の下屋根の中 (1) (まんがタイムKRコミックス)空の下屋根の中 (1) (まんがタイムKRコミックス)
キャラは可愛いのに(一部のぞく)心にグサリと突き刺さるニート4コマ作品。求人情報誌が出る曜日とか、ハローワークが休みの日とか、何度も出てくる求人とか、心当たりがあり過ぎて痛い痛い。でもたまに出てくる男のニートのエピソードは余計だというか、いらなかった気が。
読了日:08月25日 著者:双見 酔
暴れん坊少納言(5) (ガムコミックスプラス)暴れん坊少納言(5) (ガムコミックスプラス)
この五巻開始時点でいきなり前回から三年が過ぎていてびっくり。そのわりには清少納言と則光、紫式部と権佐の仲にはっきりとした進展が見られなかったのは残念。このへんは今後どう動かすのだろう?
読了日:08月25日 著者:かかし 朝浩
星図詠のリーナ 2 (一迅社文庫 か 3-2)星図詠のリーナ 2 (一迅社文庫 か 3-2)
今回も文句なく面白かった。この作者の他の作品も読みたくなってきた。
読了日:08月24日 著者:川口 士
僕は友達が少ない (MF文庫 J ひ)僕は友達が少ない (MF文庫 J ひ)
「自分がどれだけ恵まれた環境にいるか自覚したことのない奴はこれだから! お前みたいな奴が『パンがなければケーキを食べればいい』とか言うんだ……!」という主人公の台詞には、「まったくもってその通りだな!」とそのまま主人公に突き返してやりたくなった。
読了日:08月23日 著者:平坂読
お気に召すままご主人サマ 1―今日からアナタ様のメイド宣言!! (ヤングチャンピオン烈コミックス)お気に召すままご主人サマ 1―今日からアナタ様のメイド宣言!! (ヤングチャンピオン烈コミックス)
毎回寸止めなのは残念だけど、下着やらむっちりボディの描写はエロくてナイス。ストーリーは弱く、あくまで絵のエロさで楽しむ作品ですな。この一巻のラストで美人の上司が戻ってきて、ラブコメ的にどう動くことになるか楽しみ。
読了日:08月22日 著者:いとう えい
モテキ 2 (イブニングKC)モテキ 2 (イブニングKC)
あいかわらず女の子と関わっていろいろキョドったりしつつも上手くいきかけて、でも最後はやはり上手くいかなくて落ち込んで、というパターンの繰り返しで、早くもマンネリ気味の気が。「あるよなあ、こういうこと」と思えるようなグサグサとくる人間描写はよくできていると思うのだけどね。
読了日:08月22日 著者:久保 ミツロウ
テンペスト  上 若夏の巻テンペスト 上 若夏の巻
良くも悪くも大河ドラマみたいな印象。あるいは韓国ドラマの『チャングム』とよく似ているというか。少々描写が軽過ぎたり現代寄り過ぎて歴史小説として読むと重厚さが足りず期待はずれかもしれないが、波乱万丈の展開がすごく面白くて娯楽作品としては一級品かと。
読了日:08月21日 著者:池上 永一
世界平和は一家団欒のあとに 8 (電撃文庫 は)世界平和は一家団欒のあとに 8 (電撃文庫 は)
「香奈ちゃんがデレた……」「は? デレ?」
読了日:08月20日 著者:橋本 和也
クイックセーブ&ロードクイックセーブ&ロード
まあまあ良く出来ているとは思うものの、「ループして事件を解決する」というただそれだけで、それ以上でもそれ以下でもない印象だった。出来れば、キャラ萌えなり、ラブ寄せなり、あっと驚く冴えた解決方法なり、もうひと味プラスアルファ要素がほしかったところ。
読了日:08月19日 著者:鮎川 歩
なんて素敵にジャパネスク (コバルト文庫)なんて素敵にジャパネスク (コバルト文庫)
再読。やはりこの作品は平安風味と現代風味のバランスがすごくいい。
読了日:08月18日 著者:氷室 冴子
鷲見ヶ原うぐいすの論証 (電撃文庫 く)鷲見ヶ原うぐいすの論証 (電撃文庫 く)
次があるのであれば、主役コンビふたりの関係がどうなるかすごく気になる。
読了日:08月17日 著者:久住 四季
ちはやふる 5 (Be・Loveコミックス)ちはやふる 5 (Be・Loveコミックス)
頂点の高みを知る巻。そしてよりそれぞれの目標への気持ちを強くする巻。
読了日:08月16日 著者:末次 由紀
ちはやふる (4) (Be・Loveコミックス)ちはやふる (4) (Be・Loveコミックス)
あれ? さっき3巻読んだばかりだと思っていたのに、もう4巻読み終わっている。
読了日:08月16日 著者:末次 由紀
ちはやふる (3) (Be・Loveコミックス)ちはやふる (3) (Be・Loveコミックス)
チームメイトがそろい、仲間とのつながりが出てきて、部活ものらしくなってきたなあ。
読了日:08月16日 著者:末次 由紀
ガーディアン・プリンセス (コバルト文庫 か 8-45)ガーディアン・プリンセス (コバルト文庫 か 8-45)
薄々そうなんじゃないかとは思っていたけど、思った以上に好みに合わなかった。
読了日:08月15日 著者:花衣 沙久羅
薔薇嬢のキス 第2巻 (あすかコミックスDX)薔薇嬢のキス 第2巻 (あすかコミックスDX)
各登場人物の顔見せとドタバタコメディチックだった前巻に対して、今回は敵対勢力が現れ、シリアス展開。シリアスよりもコメディ路線の方が面白いと思うので、さっさと今回の問題を解決して、コメディ路線に戻ってくれることを期待。
読了日:08月15日 著者:硝音 あや
織田信奈の野望織田信奈の野望
イラストとあらすじから想像できる通りの戦国武将美少女化ラブコメ作品。シリアス描写は正直微妙だが、イラストの力もあって美少女化した武将たちとのやりとりはニヤニヤできて楽しかった。次も読んでみるつもり。
読了日:08月15日 著者:春日 みかげ
偽りのドラグーン (電撃文庫 み)偽りのドラグーン (電撃文庫 み)
ティアナが主人公を選んだ理由にすごく納得。騎士と竜は恋愛禁止なんて設定もあるし、このふたりの関係が今後どうなっていくかすごく楽しみ。
読了日:08月15日 著者:三上 延
Swimsuits Fellows! 2009 (BEAM COMIX)Swimsuits Fellows! 2009 (BEAM COMIX)
水着ネタ特化アンソロ本。森薫さんの「昔買った水着」、碧風羽さんの「浸透圧」、長澤真さんの「北の国から聞いてないよ」あたりがお気に入り。
読了日:08月14日 著者:森 薫,入江 亜季,福島 聡ほか
騎士は恋情の血を流す    The Cavalier Bleeds For The Blood騎士は恋情の血を流す The Cavalier Bleeds For The Blood
個人的には「ブギーポップ」シリーズは全部というほどではないがけっこう読んでいる、「しずるさん」シリーズはずいぶん前に一巻だけ読んだことがあるといったぐらいの知識で問題なく楽しめたけど、どう見ても一見さんお断り仕様だよなあ……。まあ出版社側も最初からこの単行本でファンのすそ野が広がることなんて期待していないのだろうけど。
読了日:08月14日 著者:上遠野 浩平
となりのネネコさん 1 (UNPOCO COMIX DX)となりのネネコさん 1 (UNPOCO COMIX DX)
中学生学園ものという点では『恋愛ラボ』と共通しているが、向こうが恋愛相談などといった主軸があるのに対して、こちらはより登場人物の個性頼みな感じ。ネネコさんをはじめとして、ネコ萌えの吉川や自分限定のことなかれ主義な先生など、周囲の登場人物との学園生活描写がとても面白かった。
読了日:08月13日 著者:宮原 るり
戦場のヴァルキュリア (2) (角川コミックス・エース 149-5)戦場のヴァルキュリア (2) (角川コミックス・エース 149-5)
早くもヴァルキュリア人についての秘密がわかり始めてくる巻。アニメ版の方はどうも納得できないストーリーの流れが多いのだけど、こちらの漫画版は流れが自然に感じられ納得できるもので良かった。
読了日:08月13日 著者:鬼頭 えん
蜻蛉迷宮 1 (電撃コミックス)蜻蛉迷宮 1 (電撃コミックス)
絵ははじめはいまいちかと思ったが、読んでいるうちにそれほど気にならなくなった。話的にはまだまだ始まったばかりで何がなんだかよくわからないまま。というわけ現時点では何とも言えず続き次第というところなんだけど、とりあえず妹たちは気に入ったので次も読んでみるつもり。
読了日:08月13日 著者:菜住 小羽,谷川 流
蒼海ガールズ!蒼海ガールズ!
あらすじからして多人数ハーレム型ラブコメか男の娘ものかと思いそうだが、意外と本格的な帆船もの。とはいえ、それほど堅苦しい内容でなくて、きっちりサービスシーンもあるし、登場人物もよくキャラが立っていて気軽に楽しめた。ラブコメ要素は現時点では薄め。どちらかというと次以降の展開に期待。特にあの登場人物との間に立ったフラグがどうなるのかすごく気になる。
読了日:08月13日 著者:白鳥 士郎
あまんちゅ!(1) (BLADE COMICS)あまんちゅ!(1) (BLADE COMICS)
ガチなダイビングものというわけではなく、たまにダイビングの要素もありといった感じ。まさしく「日常、ときどきダイビング。」。しかしたまにちょっと描かれたり、少しうんちくが出てくるぐらいなのに、この作品の世界はすごくきれいで、自分でもダイビングをやってみたくなるなあ。
読了日:08月13日 著者:天野こずえ
烙印の紋章 4 (電撃文庫 す)烙印の紋章 4 (電撃文庫 す)
あとがきで五巻があるらしいことを述べていなかったら、まず間違いなく打ち切りエンドだと思っただろう終わり方だった(笑) 仕切り直しはいいとしても、ここからどうつなげるのだろう? 今年のうちに電撃文庫の新刊が出るのはあと4回。できれば今年中に続きをお願いしたいなあ。
読了日:08月12日 著者:杉原 智則
新世界より (講談社ノベルス キJ-)新世界より (講談社ノベルス キJ-)
カバー折り返しの作者の言葉通り、冒険、ファンタジー、ホラーといった様々な要素が入っていた非常に読みごたえのある作品だった。
読了日:08月11日 著者:貴志 祐介
サマーウォーズ (1) (角川コミックス・エース 245-1)サマーウォーズ (1) (角川コミックス・エース 245-1)
この一巻の最後でけっこう盛り上がって山場をひとつ越えてしまったわけだが、続きはどういう形で盛り上げるのか気になる。
読了日:08月11日 著者:杉基 イクラ
弱虫ペダル 7 (少年チャンピオン・コミックス)弱虫ペダル 7 (少年チャンピオン・コミックス)
「RIDE.53 限界60秒」〜「RIDE.61 ペダル」収録。今回も熱かった!
読了日:08月07日 著者:渡辺 航
おとなの1ページ心理学 (ヤングキングコミックス)おとなの1ページ心理学 (ヤングキングコミックス)
心理学要素が含まれていなくてただの雑談と変わらないようなエピソードがあったり、ギャグが強引過ぎていまいちな部分もあったが、全体的には雑学ネタ本としてそれなりに楽しめた。
読了日:08月07日 著者:ゆうき ゆう
鉄球王エミリー―鉄球姫エミリー〈第5幕〉 (集英社スーパーダッシュ文庫)鉄球王エミリー―鉄球姫エミリー〈第5幕〉 (集英社スーパーダッシュ文庫)
最後まで熱く、面白かった。大満足。何故かシリーズ完結してからハマったわけだけど(1巻なんて出たのが2007年の9月だし)、こうして読めて良かった。今後が楽しみな作家が一人増えたな。というわけで次回作の『神剣アオイ (仮)』マダー?
読了日:08月06日 著者:八薙 玉造
アラビアンズ・ロマンス―花嫁は王の腕で微睡む (ティアラ文庫)アラビアンズ・ロマンス―花嫁は王の腕で微睡む (ティアラ文庫)
とりあえずこの手の意地悪イケメンキャラが自分の好みに合わないことはよくわかった。
読了日:08月05日 著者:仁賀奈
海賊と姫君―Eternal Lovers (ティアラ文庫)海賊と姫君―Eternal Lovers (ティアラ文庫)
主人公の少女が典型的な男に助けられっぱなしヒロインで好みに合わなかった。物語の主人公なのだからもうちょっと自力で状況を動かすような活躍を見せてほしかったな。
読了日:08月04日 著者:花衣 沙久羅
ノエルの気持ち 1 (ヤングジャンプコミックス)ノエルの気持ち 1 (ヤングジャンプコミックス)
ヒロインがフィギュアスケートをやっているという設定はほんの軽い味付け程度の扱いで、以前にもやっていた義理の妹とのぬるいラブコメと似たり寄ったりの内容でしかなくてがっかり。
読了日:08月04日 著者:山花 典之
イチロー! (4) (まんがタイムKRコミックス)イチロー! (4) (まんがタイムKRコミックス)
沖縄旅行編。『あずまんが大王』とかでもそうだったけど、こういうのを読むと沖縄に行きたくなりますな。ところでこの作品、何を題材にした作品だったっけ?(笑) まあ、今さらといえば今さらだけど。
読了日:08月04日 著者:未影
戦場のエミリー―鉄球姫エミリー第四幕 (集英社スーパーダッシュ文庫)戦場のエミリー―鉄球姫エミリー第四幕 (集英社スーパーダッシュ文庫)
主人であるエミリーと、エミリーに精一杯ついていこうとするグレンのふたりの関係がとてもいい感じというか萌えるというか。これはいい主従もの。
読了日:08月04日 著者:八薙 玉造
花園のエミリー―鉄球姫エミリー〈第3幕〉 (集英社スーパーダッシュ文庫)花園のエミリー―鉄球姫エミリー〈第3幕〉 (集英社スーパーダッシュ文庫)
今回はバトルは少なかったけど、後半の諸侯相手の演説も熱くて読みごたえがあって良かった。
読了日:08月03日 著者:八薙 玉造
薔薇嬢のキス 第1巻 (あすかコミックスDX)薔薇嬢のキス 第1巻 (あすかコミックスDX)
単にイケメンに囲まれてちやほやされているだけの内容だったらついていけなかっただろうけど、意外とコメディタッチな描写が多くて楽しめた。
読了日:08月02日 著者:硝音 あや
翼の帰る処 2上 (幻狼FANTASIA NOVELS S 1-3)翼の帰る処 2上 (幻狼FANTASIA NOVELS S 1-3)
来月には続きが出ることが決まっていて良かったというのが読み終わった直後の感想。あと一ヶ月もすればここからの続きが読めるとはすごく楽しみだ。
読了日:08月01日 著者:妹尾 ゆふ子

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