空ろの箱と零のマリア
- 作者: 御影瑛路,415
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2009/01/10
- メディア: 文庫
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「私はお前を壊すために、ここにいる」転校生の唐突な宣言が、全ての始まり──
3月。中途半端な時期にやってきた転校生・音無彩矢。そのあまりの美少女ぶりに息を呑む教室の中で、彼女は教壇に立ち、無愛想にただ自分の名前だけを告げた。教室全体が次の言葉を待っていた、その時――。
「星野一輝」
――呼んだのは、何故か僕の名前。
「私はお前を壊すために、ここにいる」
そして、突然の宣戦布告。
ただ超然と、毅然として言い放ち、静かに微笑む彼女の真意は……!?
御影瑛路が贈る新作登場!!
時間ループもの。何度も同じ時間をくり返している状況をどうやって打破するかという話。『涼宮ハルヒ』の短編で似たような話があったっけ。あちらはループしている状況を認識しているのが人口生命体の長門だったけど、この作品のヒロインはよくあんなとんでもない回数を乗り越えられたもんだ。
感想