鋼殻のレギオス IX ブルー・マズルカ

鋼殻のレギオスIX ブルー・マズルカ (富士見ファンタジア文庫 143-14)

　前巻は短編集だったのでひさびさな気もする本編。リーリンがツェルニに到着した後の話。この巻の開始時点で到着からすでに三ヶ月経過している。三ヶ月の間にいろいろあったらしいけど、そのへんは短編集に丸投げなのか……。アニメ化に関する情報は特になし。まだ詳細を発表できる段階ではない様子。

　次は九月発売予定でまた短編集らしい。狼面衆だの赤毛の謎男だの、謎の勢力の動きが活発になってきたこともあるし、すっとばされた三ヶ月の間の出来事も気になるので、短編集は短編集で楽しみなのだけど、前巻で短編集をやったばかりだというのにまた本編はおあずけかと思うとなんだか複雑な気分。アニメ化で忙しいのかもしれないし、新刊が出るのがもっとスローペースなシリーズなんていくらでもあるとはいえ、テンポ良く出ていた初期のころが懐かしいなあ。
　感想