終わる世界、終わらない夏休み 〜芹沢和也の終末〜

 あと四日で世界が滅亡するという時にクラスメイトの少女から「世界を救う方法を一緒に探そう」と誘われ、消極的ながらそれにつきあい共に行動し始めるというストーリー。少々ネタバレかもしれないけど、どうせすぐにわかることなので言ってしまうとループもの。この週末の四日を何度も繰り返しながら問題を少しずつ解決していくわけですな。

 あとがきによるともともとは趣味で描いた作品で文庫一冊にするにも短い話であり、知り合いに見せたところ某ゲームとそっくりと指摘され、実際作者ご本人もやってみたところそっくりだと納得して自主的にお蔵入りになるところだったのを、新担当のひとが一読したところ、きっちりこの作者の作品になっているということでGOサインが出たのだとか。
 感想