今作は

大きな主軸として美都子ルートがあり、そこからサブヒロインである夏夜、姫緒、麻実のルートに分岐していくという構成。『ままらぶ』をやったことがある人ならあれと似たような感じといっても通じるかも。看板ヒロインよりも裏ヒロインの方が力が入っていたりすることがしばしばなのが特徴のシナリオライターだけど(笑)、今回はしっかりメインの美都子に力が入っていた。そのため、どのルートでも美都子が深く関わってくることになるので、美都子のことが好きになれないという人にとっては合わない作品かも。個人的には最初は丸戸氏に年下ヒロインに力を入れて描けるのかとかなり疑問視していたものの、体験版をやって十分魅力的で期待できるとわかり、いざ製品版をやってみるとどのルートでも絡んできてちょっとうんざりして、だけど最後に美都子ルートを終えた時にはめろめろになっていた(笑)