ひぐらしのなく頃に解 罪滅し編(2)

 第5話の圭一がレナを説得する場面、祟殺し編の圭一たちと昭和57年の悟の状況を重ねて、その問題を克服するのを描いているのは上手いと思う。でもアニメで見ていた時も思ったことだけど、みんなで殺人を犯したレナを受け入れ、死体の隠蔽を手伝ってめでたしめでたしって、前後の演出や勢いでいい話っぽく思いそうになるけど、要するに「みんなで一緒なら犯罪行為も怖くない」ってことだよな? さすがにこの解決はどうかという気が……。梨花にとってはこの罪滅し編の流れも何度もくりかえした流れの一つのようだけど、圭一がレナを説得するのも何度も繰り返したことなのか、それともこのときが初めてだったのかも気になるところ。