ぼくらの(4)〜(6)

　思っていたほど衝撃的だったりドロドロしたりしてなくてするする読めるので少々もの足りなく感じたりもするけど、いざ読んでみると引き込まれるものがある作品だな。戦いが終わったその後のことはほとんど描かれないのだけど、その後もちゃんと描いて操縦者の子どもの周辺人物が嘆き悲しむ様子を見たいと思うのは残酷かな。子どもたちがジアースに乗るまでの苦悩と悲嘆と決意を周りの人間にもちゃんと知ってほしいと感じてしまう。最初は14人いたメンバーもどんどん順番がまわって、6巻終了時点でまだ出番がまわっていない人物はかなり少なくなってきたけど、そろそろ終わりが近いのか。最終的にはどういう形で幕を引くのだろう。