『惑星のさみだれ』第1巻〜第3巻
- 作者: 水上悟志
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(以下ネタバレ)
第2巻
半月は1巻のラストぐらいで登場したかと思ったら、この2巻で早くも死亡フラグを立てまくってフラグ通り散っていったなあ。というか、死ぬ前の半月の夕日への接し方は、ほとんど自分の死がわかっているような接し方に見えたぐらいなんだが(でも特にそういうわけでもないようだけど)。
第3巻
3巻の中でお気に入りの場面はP22〜P25。将来の仲間を敵にまわすことをたくらむさみだれの魔王っぷりとそんなさみだれに迷いもせずどこまでもついていく夕日の従者っぷりが素敵過ぎで、夕日の決意の表情に照れるさみだれが萌え過ぎてたまらん。
夕日のパワーアップは少々ご都合に感じられていまいちだったかな。まあそれでも単純に技を受け継いだので強くなれたとなるのではなく、経験不足からまだまだ課題が残っているのは良かったが。
獣の騎士団が一気にそろったのはなんだか適当に感じられて盛り上がらなかったなあ。人数が多いから出し渋ってだらだら引き延ばさないのはいいのだけど、もうちょっとドラマがほしかったというか。その点、ルドが意味ありげに警戒していたふくろうには期待。それにいまだ正体不明の幻獣の三騎士にも。