『悪魔のミカタ3 パーフェクトワールド・平日編』「クラス・オブ・六六六」より

「……世界には、『裏方』が存在します。誰かが幸せな時、その人は必ず誰かを踏みつけている。あなたが幸せを信じられるのは、『裏方』がその嘘をあなたに嘘と気づかせないようがんばっているからです。『裏方』で喘ぐ誰かの存在こそが、この世界を美しく成り立たせている――嘘? 見かけだけ? 例えそうだとしても、誰かが永遠に騙し続けてくれるなら、それはもはや真実と何ら違いはありません。(省略)」